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今年も「夏つばき」の季節が来ました。
成木・幼木を合わせて約千本もの「夏つばき」が群生している
「安国寺公園」へちょっと早いですが足を運んでみました♪
去年は鈴なりに咲いていた安国寺公園の夏つばきですが…
今年は蕾の数が少ないようです。そういう年なのかも知れません。
相田神社の御神木には
重たそうな程に蕾がいっぱい付いています。
見頃は6月下旬~です。
もし、「安国寺公園」の「旧安国寺跡」を散策されるようでしたら
車は相田神社で止めて徒歩で上がって下さい。
コンクリートの坂道を登り切ったところに「順路」と書かれた看板があります。
↑この沢を渡った所から500mの散策道が始まりますので
この小岩の上を歩ける履物でお越しください。
大雨の翌日は長靴をお勧めします。
散策道は草刈りがされており、とても歩きやすくなっています♪
この様に綺麗な緑に囲まれながら散策できます。
↑旧安国寺跡です。
但馬安國寺は「大平山安國禅寺」と称し、
臨済宗大徳寺派(本山は、京都紫野・龍寶山大徳寺)に属し、
開基は足利尊氏公、開山は夢窓疎石国師です。
足利尊氏公は、深く帰依していた夢窓国師の勧めにより国家安泰祈願の「一国一寺」の建立を発願しました。
但馬安国寺も全国に68ある安国寺のうちの一つです。
詳しく説明しますと、
元弘の役などによる多くの敵味方戦没者の慰霊、後醍醐天皇の冥福を祈るために、
康永4(1345)年2月6日の光厳上皇の院宣を受け、
66国と2島、合計68の安国寺と同教の利生塔を設置しました。
この様な歴史を持つ「旧安国寺跡」がある「安国寺公園」を
歴史を感じながら散策してみるのも良いでしょう♪