お知らせ

2014年6月23日
咲き始めました「夏つばき」

今年も「夏つばき」の季節が来ました。

成木・幼木を合わせて約千本もの「夏つばき」が群生している

「安国寺公園」へちょっと早いですが足を運んでみました♪

去年は鈴なりに咲いていた安国寺公園の夏つばきですが…

今年は蕾の数が少ないようです。そういう年なのかも知れません。

 

 

相田神社の御神木には

重たそうな程に蕾がいっぱい付いています。

見頃は6月下旬~です。

 

もし、「安国寺公園」の「旧安国寺跡」を散策されるようでしたら

車は相田神社で止めて徒歩で上がって下さい。

コンクリートの坂道を登り切ったところに「順路」と書かれた看板があります。

↑この沢を渡った所から500mの散策道が始まりますので

この小岩の上を歩ける履物でお越しください。

大雨の翌日は長靴をお勧めします。

散策道は草刈りがされており、とても歩きやすくなっています♪

この様に綺麗な緑に囲まれながら散策できます。

↑旧安国寺跡です。

 

 

但馬安國寺は「大平山安國禅寺」と称し、

臨済宗大徳寺派(本山は、京都紫野・龍寶山大徳寺)に属し、

開基は足利尊氏公、開山は夢窓疎石国師です。

 

足利尊氏公は、深く帰依していた夢窓国師の勧めにより国家安泰祈願の「一国一寺」の建立を発願しました。

但馬安国寺も全国に68ある安国寺のうちの一つです。

 

詳しく説明しますと、

元弘の役などによる多くの敵味方戦没者の慰霊、後醍醐天皇の冥福を祈るために、

康永4(1345)年2月6日の光厳上皇の院宣を受け、

66国と2島、合計68の安国寺と同教の利生塔を設置しました。

 

この様な歴史を持つ「旧安国寺跡」がある「安国寺公園」を

歴史を感じながら散策してみるのも良いでしょう♪